
夜中に突然つって目が覚めた。運動もしていないのに、ふくらはぎが固まる。最近やたらと多い。
水分不足かな、ミネラルが足りないのかな、と思いつつ、それだけでもない気がしている。この記事にたどり着いたのは、たぶんそんな方だと思います。
ただ、「これって病気の前兆なんじゃないか」という不安を抱えたまま読み進めるのはしんどいので、まず先にチェックしてみてください。
足がつるのは病気の前兆なのか
足がつること(こむら返り)は、たいていは一時的なもので、筋肉を伸ばせば治まります。続くのは数秒から長くて10分ほどで、そのあと1日くらい筋肉が痛むこともあります。
よく挙げられる原因はこのあたりです。
- 水分が足りていない
- 運動のしすぎ、暑い中での運動
- 同じ姿勢を長く続けた
- 年齢を重ねて筋肉量が落ちてきた
- 妊娠の後期
- 一部の薬(コレステロールの薬や利尿薬など)
原因がはっきりしないまま起きることもあります。たまにつる程度なら、多くは体の側の理由です。
病院で相談してほしいとき
日本医師会は、日常生活や睡眠に支障が出るほど頻繁に起こる場合は、腎臓や肝臓、ホルモンの病気、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが関係していることもあるので、医師に相談するようすすめています。海外の医療機関の情報もあわせると、次のようなときは病院で相談してください。
- つるせいで、眠りが妨げられている
- 足のしびれや、むくみ・腫れもある
- 10分以上続く
- 痛みがとても強い
- 足の腫れ、赤み、皮膚の変化がある
- 筋力が落ちている感じがある
- 頻繁に起きる
- 水分やストレッチなど、自分でできることをしても良くならない
とくに、片方の足だけが腫れて赤く、熱っぽいときは、つったのとは別の問題のこともあります。早めに受診してください。私はサウナ後によくつったりします。
体のほうに心当たりがなければ、ここからは心の側の話です。
スピリチュアルでは「今の状態」を映すサインとして読む
スピリチュアルな読みでは、足がつることを、これから起きる病気の予告として扱いません。
体に出るサインは、未来の予告というより、今この瞬間の心と体の状態を映したものとして読みます。
水分をとって、冷えにも気をつけていても繰り返しつる時・特定の時期にだけ集中したり片側にばかり出るたりする時は、体の状態と心の状態が同じことを指している場合があります。
「指令が届かない」という符合
足を動かす指令は、脳から出て、背骨の中の神経を通って、ふくらはぎの筋肉まで届きます。こむら返りは、この神経から筋肉への信号が乱れて、筋肉が勝手に縮んだまま戻らなくなる状態と考えられています。
体の側から見ても、思った通りに足が動かない状態です。
これを心の側に置き換えると、「本当はどうしたいのかという気持ちと、実際の一歩という行動が一致していない」。頭ではわかっているのに、体が動かない。
体の仕組みと象徴的な読みが、同じ方向を指しているのが面白いところです。
足は、地面とつながる場所
足は、私たちと地球が触れている場所です。
地に足をつける、現実に根ざす、安定するグラウンディング。足は、人生の進み方、地球とのつながり、安定感を象徴します。
足は第1チャクラ(ルートチャクラ)とも深く関わります。ヨガの伝統では、このチャクラは脚・足・骨・骨盤の底といった体の下の部分と対応するとされ、安全、安心、生存、安定をつかさどる場所と考えられてきました。
住む場所が変わる時期、仕事が不安定な時期、先の見通しが立たない時期。暮らしの土台が揺れている時期に足に出やすいのも、ここにつながっています。
足がつるときに読まれる意味
前に進むことへの怖れ
進める方法はわかっているけれど、やって失敗したらどうしよう。努力をしても何も得られないのではないかという不安で文字通り動けなくなるのが、進みたくない気持ちの表れだという見方です。
方向への迷い
方向性が定まっていない状態です。まだよくよく考えるべき事案があるのに突っ走ってしまっている時など。
グラウンディング不足
頭でっかちになって、理想だけを追い求め現実を見ての言動が出来ていない時など。足に付けての言動が出来ていない時。
変化への抵抗
今のままでいたい、変わりたくない訳ではないが新しい場所は怖いという気持ちが強いとき。足が固まって動かなくなるイメージです。
休んでほしいという合図
強制的に立ち止まらされるので、休んで、というメッセージとして読めます。走り続けてきた人ほど、この形で止められます。私は一度突っ走りすぎて骨折まで行ったことがあります。
全部に当てはめる必要はありません。読んで思い当たったものだけ、受け取ってください。
右足がつるとき
右側は、現在や未来の行動、外の世界を象徴します。
右足がつるときに読むのは、これから先への不安です。やりたいことがあるのに動けない。失敗が怖くて踏み出せない。決めなければいけないのに、決められない。
仕事や社会での役割で、前に進むことに迷いがある時期にも、右に出やすいとされます。
動きたいのに動けていない側が右、と考えてみてください。
左足がつるとき
左側は、過去、受け取ること、内面を象徴します。
左足がつるときに読むのは、過去との関係です。昔の失敗を引きずっている。以前の経験が、今の一歩を止めている。
もう一つ、受け取れないというテーマも左に出ます。人の助けを断ってしまう。心配されると申し訳なくなる。自分でやらなければと思い込んでいる。
抱えたまま下ろせていない側が左です。
右ふくらはぎ、左ふくらはぎ
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれます。歩くたびに縮んで、足にたまった血液を心臓のほうへ押し戻している場所です。
ふくらはぎに出るときは、支える力のテーマとして読みます。
右ふくらはぎがつるときは、先に向かって頑張りすぎているサインです。行動のペースが速すぎて、心と体が追いついていない。新しいことを始めた直後や、目標に向かって走っている時期に出やすくなります。
左ふくらはぎがつるときは、過去を支え続けることに疲れているサインです。誰かの古い問題を引き受けたままにしていないでしょうか。自分の昔の気持ちを、長く抱えたままにしていないでしょうか。
左右に共通するのは、支える力が限界に来ているというメッセージです。人を支えすぎていないか。自分を支えることが、後回しになっていないか。一度振り返ってみてください。
土踏まずや足の指がつるとき
土踏まずは、体重を受け止めながら、地面からの衝撃をやわらげている場所です。足の指は、地面をつかんで体のバランスをとっています。
ここがつるときは、踏ん張りすぎのサインとして読みます。倒れないように、崩れないように、ずっと足の指に力を入れて立っている。そんな状態が心の側にもないでしょうか。
体の面でも、合わない靴や、長く立ちっぱなしの日のあとに起きやすい場所です。靴を見直すことと、肩の力を抜くことを、同じ合図として受け取ってみてください。
扁平足の方はつりやすいので、マッサージを意識つけてみると少し楽になります。
両足がつるとき
左右どちらも、時期を問わずつる場合。
片側のテーマではなく、土台そのものが揺れていると読みます。ルートチャクラの話です。
暮らしの基盤が変わる時期、安心できる場所が定まっていない時期に出ます。どこへ進むかより先に、今立っている場所を整えるほうが先だ、という合図として受け取ってください。
夜中、寝ているときにつるとき
夜は、無意識が浮かび上がる時間帯とされています。
昼の間は役割をこなしているので、感じないようにしていたものが、体の力が抜けた時間に出てくる。日中ずっとそこにあった緊張が、夜になって表に出ている。そういう読み方をします。
夜中に目が覚めるという形をとるのは、気づいてほしい度合いが強いときだと考えます。日中のサインを見送り続けていると、夜中に足がつって起きたりしちゃいます。
寝る前にふくらはぎを伸ばすのは、体にとっての予防にもなるのでヨガのポーズを一つやるだけでも楽になってきます。
何度も同じ側ばかりつるとき
現状の課題を見ないふりし続けていませんか?
右が続くなら、決めきれていない何かがある。左が続くなら、手放せていない何かがある。
同じサインが何度も出るのは、まだ受け取られていないからだという読み方です。一度で気づけることのほうが少ないので、繰り返すこと自体を悪く考えなくて構いません。
つった直後の対処と、予防のストレッチ
つった直後は、その足を前に伸ばして座り、つま先を手でつかんで、息を吐きながらゆっくり手前に引いてください。膝の裏を伸ばすようにするとほぐれやすくなります。急に強く引っ張ると筋を痛めるので、ゆっくりで大丈夫です。
予防には、ふくらはぎのストレッチが役に立ちます。日本医師会も、日頃からストレッチをしておくと予防になり、とくに運動前と寝る前に、1日3回ほど筋肉をよく伸ばすとよいとしています。壁に向かって立ち、腕を伸ばして手のひらが壁につく位置に立つ。かかとを床につけたまま壁に体を寄せて、ふくらはぎを伸ばします。
水分をこまめにとること、寝る前に軽く体を動かすことも予防になります。
神社やパワースポットで足がつるとき
参拝の途中や、神社に着いたとたんに足がつると、何か意味があるのではと気になりますよね。
スピリチュアルな世界では、場の空気に体が反応したと読む人もいれば、「今日はここまで」という合図と読む人もいます。どちらにしても、その場所との相性の良し悪しを決めつける材料にはしなくていいと私は考えています。
神社は石段や坂道が多く、普段より歩く量も増えます。冷えた朝や、水を飲まずに歩き回った日なら、なおさらです。まずは座って足を伸ばし、水を一口飲んでください。
ツインレイや恋愛のさなかに足がつるとき
相手との関係が大きく動いている時期に足がつると、ツインレイのサインではと考える方もいます。
左足なら、過去の恋愛や、相手を受け入れることへのためらい。右足なら、関係を一歩進めることへの怖さ。
足がつったから運命の相手だ、離れていくサインだ、と関係そのものまで決めない方がいいです。重要なのは、あなたの側の気持ちのほうで関係性を深めたいかorまだ様子見をしたいのかであってサインで決める必要はありません。
読みを受け取ったあと、できること
裸足で地面に立つ
グラウンディングの基本です。土でもヨガマットでも構いません。頭に上がっていたものが、下りてきます。「アーシング」と呼ばれ、ルートチャクラを整える簡単な方法として紹介されています。
根菜を食べる
大根、にんじん、ごぼう、れんこんのような地面の下で育つものは、ルートチャクラに対応するとされます。土台が揺れている時期は、体も下に重心を戻したがります。栄養抜群です。
ふくらはぎを温める
レッグウォーマーでもいいですが、湯船での入浴は全身のリラックスにもつながります。
問いを一つ立てる
つったときに、こう聞いてみてください。
今、どこへ行きたくないのか、何をしたくないのか。なぜやりたくないのかを自分自身に問いかけてみて。
答えが出なくても構いません。問いを立てた時点で、止まっていたものが少し動き出しますし、案外答えは自分の中から出てきます。
意味を読んでも当てはまらないとき
全部に意味があるわけではないです。水分をたっぷりとって体の冷え対策を行い改善するならそれはそれでいいんです。
ただ当てはまらないのに、無理に当てはめるほうが、かえって遠回りになります。読んでみて何も響かなかったなら、今回はそういう回だった、でいいと思います。答えなんてないことが世の中の大半なのに今の時代は何事にも答えを求める風潮が強いですよね。
まとめ
足がつるのは、たいていは体の側の理由で起きることも多いので気になる症状があるときは、先に病院で確かめてください。
スピリチュアルな読みでは、足は地面とつながる場所のため心の側でも何かが止まっていることがあるのではないかと考えます。
右なら、進みたい方向に踏み出せていない。左なら、過去を置いてこられていない。ふくらはぎなら、支える力が限界に来ている。土踏まずなら、踏ん張りすぎている。
次につったときは、痛みが引いたあとに一つだけ聞いてみてください。
今、どこへ行きたくないのか。
答えが出たら、それはもう半分動き出しています。止まっていたのは足というより、まだ言葉になっていなかった気持ちです。言葉になれば、足はちゃんと前に出ます。
※この記事はスピリチュアルな読み方を紹介したもので、医学的な診断や治療の代わりにはなりません。気になる症状があるときは、医療機関で相談してください。
参考







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