
なんとなく嫌な予感がして予定を変えたら、本当にトラブルがあった。初めて会った人なのに、この人は信頼できるとわかった。
そういう経験はありませんか。第三の目が働いているサインだとされています。
誰もが持っているのに、多くの人が使っていない感覚です。
第三の目とは
眉間の少し上、額の中央あたりにあるとされる心の目です。サンスクリット語でアージュニャーチャクラ、第6チャクラと呼ばれます。
この位置には松果体という小さな内分泌腺があります。睡眠のリズムに関わるメラトニンを分泌する器官で、古代から魂の座、第三の目の物理的な対応物として語られてきました。
開くと現れるとされること
- 直感が働く(論理では説明できないけれど、わかる)
- 予感が当たる、デジャヴが増える
- 夢が鮮明になる、明晰夢を見る
- 瞑想中にイメージが浮かぶ
全員に同じことが起きるわけではありません。現れ方は人によって違います。
先にグラウンディングを
いきなり第三の目だけを開こうとしても、うまくいきません。
第三の目は上のほうのチャクラです。下のチャクラ、特にルートチャクラが安定していないと、バランスを崩します。
高い建物を建てるには、深い基礎が必要です。同じことです。
グラウンディングの方法
裸足で土の上を歩く。根菜を食べる。私は安全だ、と唱える。
足の裏に意識を置く時間を作るだけでも変わります。
ここを飛ばすと、ふわふわして現実感が薄れたり、不安定になったりすることがあります。順番を守ってください。
6つの実践
1. 瞑想
いちばん基本の方法です。
静かな場所で楽な姿勢に座り、目を閉じて数回深呼吸。意識を眉間の少し上に向けて、そこに温かさや振動を感じ取ります。
15分から20分、その感覚に留まります。最初は何も感じなくて当然です。
紫の光をイメージする 眉間に紫色の光が輝いているとイメージします。吸うたびに光が明るく大きくなり、吐くたびに頭全体に広がっていく。
マントラを使う オーム、と声に出して、振動が眉間や頭に響くのを感じます。9回、27回、108回。区切りのいい回数で。
2. トラタカ(ろうそくを見つめる)
古くから伝わるヨガの技法です。
暗い部屋で、目の高さに1メートルほど離してろうそくを置き、炎を見つめます。目を閉じたあと、まぶたの裏に残る残像を眉間に見る、という手順です。
先に注意を書いておきます。
まばたきを我慢する必要はありません。乾いたらまばたきしてください。目が痛い、しみる、涙が出る。そういう感覚が出たら、すぐにやめてください。
コンタクトレンズは外してから行ってください。ドライアイの方、目に疾患がある方、目の手術を受けたことがある方は、この方法を選ばないでください。他の実践で十分です。
炎を使うので、不燃性の器を使い、そばを離れないこと。
3. 石を使う
アメジスト 直感や霊的な感覚を促すとされます。仰向けになって、眉間に置く使い方があります。
ラピスラズリ 真実と知恵、内なる視覚に対応するとされます。ペンダントにして胸元に下げる方が多いです。
フローライト 思考を整理して集中力を高めるとされます。枕の下に入れて眠る方法があります。
4. 香りを使う
フランキンセンス 瞑想を深めるとされ、この分野でよく使われます。
サンダルウッド 心を静める方向に働くとされます。
ラベンダー リラックスしながら取り組みたいときに。
肌につける場合は、必ずキャリアオイルで薄めてください。原液を直接塗ると、かぶれることがあります。ディフューザーで香らせるだけでも十分です。
5. 夢を記録する
枕元にノートとペンを置いて眠り、目覚めたらすぐに書き留めます。
繰り返し出てくる象徴やテーマに注目してください。続けるうちに、思い出せる量が増えていきます。
6. 直感を使う練習
小さな予測をしてみる 誰から連絡が来るか予想する。エレベーターが何階にいるか当ててみる。
正解率は重要ではありません。直感を使うという行為自体が練習になります。
決めるときに体で感じる 迷ったとき、考える前に、どちらが心地よく感じるかを体の感覚で確かめてみてください。
開き始めたサインとされるもの
眉間の圧迫感やうずき。一時的な軽い頭痛。目を閉じたときに紫色の光が見える。
直感が増える。偶然の一致が続く。これまで信じていたことが揺らぐ。
ただし、ここは注意が必要です。
眉間の圧迫感や頭痛は、目の疲れや肩こりからも起こります。直感が鋭くなった、夢が鮮明になった、といった変化が重なっていないなら、まず体の疲れを疑ってください。
痛みが続く場合や、強い場合は、実践を中断して受診してください。
松果体の石灰化について
松果体に石灰が沈着することは、実際に起こります。加齢とともに増えることも知られています。
一方で、スピリチュアルの分野では、砂糖や加工食品、フッ素を避けると石灰化を防げて第三の目が開きやすくなる、という説が広まっています。
ただ、これを支持する研究は見当たりません。
食生活を整えること自体は良いことですが、石灰化を防ぐため、第三の目のため、という理由づけには根拠がない。そこは分けて考えてください。
注意したいこと
焦らない 早く開きたいと思うほど、遠のきます。準備ができたときに、自然に変わっていきます。
バランスを取る 第三の目だけを開こうとしないでください。知識と愛、知恵と思いやり。どちらも要ります。
現実から逃げない 高次の意識に逃げ込んで、目の前の問題を見ないようにすること。スピリチュアル・バイパッシングと呼ばれます。実生活の責任は、実生活で果たすしかありません。
圧倒されたら中断する 感覚が強すぎる、不安が増した、現実感が薄い。そう感じたら、実践を止めて、グラウンディングに戻ってください。
よくある質問
Q. 開くとどんな体験が起きますか
A. 多くの場合、劇的な変化ではなく、なんとなくわかる感覚が少しずつ増えていく形です。
Q. 眉間が痛いのは開いている証拠ですか
A. そうとは限りません。目の疲れや緊張からも起こります。他に変化が重なっていないなら、体の疲れのほうを先に疑ってください。
Q. ルートチャクラが整っていないと危ないですか
A. 危険というより、バランスを崩しやすくなります。基盤が整っていない状態で急ぐと、現実感が薄れたり不安定になったりすることがあります。
Q. 松果体の石灰化を防ぐ方法はありますか
A. 食事で防げるという説は広まっていますが、裏づけとなる研究は見当たりません。
Q. 何も感じません
A. 珍しくありません。感じることが目的ではなく、意識を向ける時間を持つこと自体に意味があります。感じないまま続けている方も多くいます。
まとめ
第三の目を開くことは、特別な能力を手に入れることではありません。
もともとある感覚に、気づけるようになることです。
焦らず、恐れず、地に足をつけたまま。毎日少しずつ、眉間に意識を向けてみてください。
※実践は個人のペースで慎重に行ってください。強い不安や現実感の乏しさ、日常生活に支障が出るような体験があった場合は、実践を中断し、医療機関や専門家にご相談ください。






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