
喉がイガイガして痛い。何も言っていないのに、喉が詰まる感じがする。言いたいことがあるのに、声が出ない。
風邪かな、乾燥のせいかな。そう思いながら、それだけではない気がしている方が多いと思います。
喉は言葉を発する場所です。スピリチュアルには、自己表現、真実を語ること、コミュニケーションを象徴するとされてきました。言いたいことを我慢している時期に、喉が先に反応することがあります。
喉のあたりにはスロートチャクラがあるとされます
喉には第5チャクラ、スロートチャクラ(ヴィシュッダチャクラ)があるとされます。コミュニケーション、自己表現、真実、創造性を司る場所です。
ヴィシュッダはサンスクリット語で、特に純粋な、という意味です。visha(毒)と shuddhi(浄化)という二つの言葉から来ています。日々、ネガティブな言葉や他人からの否定的な感情を、呼吸のように取り込んでいる。スロートチャクラはそれを浄化するフィルターの役割を持つ、という説明です。
心の中にあるものを言葉にして外に出す。この流れが滞ると喉に出ます。歌う、話す、笑う、泣く、叫ぶ。どれも喉を通ります。内側と外側をつなぐ通り道が喉だ、という見方をします。
検査で異常がないのに喉が詰まるとき
先に、体の側の話をしておきます。
喉に何か引っかかっている感じが続くのに、耳鼻科で調べても異常が見つからない。この状態には咽喉頭異常感症という診断名があり、ヒステリー球とも呼ばれてきました。
原因のひとつとして、ストレスや緊張で喉の筋肉が締まることが挙げられています。強い緊張を感じたときに喉が詰まる感覚は、多くの人が経験していると思います。それが続いている状態です。
言えないことを抱えていると喉が詰まる、というスピリチュアルの読みと、この仕組みは同じ場所を指しています。感情が動けば喉が締まる。古くからの見方が、体の反応として説明できてしまう例のひとつです。
喉の痛みが伝えているとされること
言いたいことを我慢している
最もよく言われる読みです。本当はこう思っているのに言えない、反論したいのに黙っている、不満があるのに我慢している。言葉が喉に詰まったまま出ていかない状態が、痛みとして出るという見方です。
自己表現を抑えている
自分の意見を言ってはいけない、目立ってはいけない、本当の自分を見せてはいけない。こうした思い込みが喉に出るとされます。
真実を語れない
スロートチャクラは真実を司ります。本当のことを言えない状況にいる、自分に嘘をついている。そういう時期に出るという読み方です。
伝えることが怖い
拒否されるのが怖い、批判されるのが怖い、誤解されるのが怖い。恐れが喉を締め付けます。
感情を吐き出せない
泣きたいのに泣けない。喉は感情を吐き出す場所でもあるので、その詰まりが症状になるとされます。
過去に言えなかった言葉がある
子どもの頃に意見を言うことを許されなかった。言えなかった言葉が喉に残っている、という読み方をします。
症状の出方で読み分ける
喉に何か引っかかる感じがする
飲み込めないでいる言葉、吐き出せないでいる感情のサインとして読まれます。
食べ物を飲み込むときには問題がないのに、何もしていないときに引っかかる。この出方をするなら、飲み込んだまま置いてあるものがないか見てみてください。
喉が締まる、声が出しにくい
自己表現を抑え込んでいるサインです。声を出すこと自体を、無意識に止めている状態を指します。
特定の場面でだけ声が出にくくなるなら、その場面が手がかりです。
声がかすれる
自分の声が届かない、どうせ言っても無駄、誰も聞いてくれない。そういう気持ちの表れとして読まれることがあります。
片側だけ痛い
左右で読み分ける考え方もあります。右は外の世界、仕事や社会的な場面での言えなさ。左は内の世界、家族や近い関係での言えなさ。
ただ、片側だけの喉の痛みが続く場合、扁桃の炎症など片側に起きる疾患もあります。何日も続くなら先に耳鼻科で見てもらってください。
特定の人と話す前に痛くなる
体が先に反応している状態です。頭では平気だと思っていても、その相手の前で言えなくなっていることがある、という読み方をします。
会議の前、電話をかける前に決まって出るなら、そこが手がかりです。
慢性的に続くとき
喉の調子が長く悪い場合、子どもの頃からの抑圧が積み重なっているという読み方があります。ずっと我慢してきた、意見を言うことを許されなかった。
スロートチャクラは、自分が誰なのかというアイデンティティとも関わるとされます。自分の声がわからない、何を表現したいのかわからない。そういう状態が慢性的な喉の不調として出る、という説明です。
逆に、チャクラが過剰に開いている場合もあるとされます。話しすぎる、人の話を聞かない、言わなくていいことまで言ってしまう。閉じているほうだけが問題ではない、という見方です。
HAMマントラとスロートチャクラ
スロートチャクラのマントラはHAM(ハム)です。
ハーーーム、と声に出すと喉が振動します。この振動が、喉に溜まったエネルギーを解放するとされます。
タントラ・ヨガの伝統では、HAMはビージャ・マントラ(種子真言)と呼ばれる音です。神様の名前でも長い祈りの言葉でもなく、そのチャクラが持つエネルギーの音の種にあたります。
HAMという音は、スロートチャクラに対応するエーテル(空間)の要素を活性化させるとされます。エーテルは、声が響くための場を表します。この音を唱えることで空間的な広がりが生まれる、という考え方です。
スロートチャクラのシンボルである16枚の花びらは、サンスクリット語の16個の母音を表します。すべての言葉は母音から始まり、HAMはその根源にある響きだとされています。
ツインレイと喉の不調
ツインレイの文脈で喉を読む方もいます。
伝えたい言葉があるのに飲み込んでいる時期、相手に本音を言えていない時期に喉が詰まる、という読み方です。サイレント期間中に声が出にくくなったという話も、この読みで説明されます。
ただ、喉が詰まるたびに相手からのサインだと受け取ると、待つ時間が長くなります。詰まっているのは自分の喉です。読むなら、自分が今、誰に何を言えていないのか。そこから見てください。
喉の不調へのアプローチ
声を出す
歌う、ハミングする、HAMを唱える、本を音読する。声を出すこと自体がスロートチャクラを開くとされます。
私はよく自転車に乗りながら、あるいは家でこっそり歌っています。とても楽しいですし、自分でも機嫌がよくなってくるのがわかるレベルです。
本音を書き出す
いきなり人に言うのは難しいので、まず日記に書きます。書けたものの中から、言っても差し支えないものを一つ選んで、信頼できる人に話してみてください。
断る練習をする
断れないことが喉の詰まりにつながりやすいです。小さなことから始めてください。
喉を温める
スカーフを巻く、温かい飲み物を飲む。体の側のケアとしても理にかなっています。
青いものを取り入れる
スロートチャクラに対応する色です。ブルーベリー、アクアマリンやラピスラズリといった石を身につける方法もあります。
アファメーション
「私は自分を表現していい」「私の声には価値がある」。毎日唱えることで、抑圧が少しずつほぐれるとされます。
次に喉が痛くなったときは、一つだけ聞いてみてください。
今、何を言えていないのか。
受診してほしいとき
高熱がある、喉が腫れている、飲み込むのがつらい、片側だけの痛みが続く、声のかすれが二週間以上続く。これらがあるなら、先に耳鼻咽喉科を受診してください。
扁桃炎、咽頭炎、声帯ポリープ。治療で治るものを、心の問題として抱え続けるのはもったいないです。
診てもらったうえで異常がなく、それでも場面によって出方が変わるなら、そこから意味を読めばいいことです。順番の問題です。
よくある質問
Q. 喉の痛みのスピリチュアルな意味は何ですか
A. 言いたいことを言えていない、自己表現を抑えている、真実を語れない状況にいる、というサインとされています。
Q. 喉が詰まる感じがするのに検査で異常なしと言われました
A. 咽喉頭異常感症という診断名があります。ストレスや緊張で喉の筋肉が締まることが関わるとされ、治療の対象にもなります。
Q. 片側だけ痛いときはどう読みますか
A. 右は仕事や社会的な場面、左は家庭や近い関係での言えなさとして読む考え方があります。ただ、片側の痛みが続くなら先に受診してください。
Q. HAMマントラはどう唱えればいいですか
A. ハーーーム、と喉が振動するように声に出します。5回から10回ほど。喉の振動を感じながら行ってください。
Q. 慢性的に喉の調子が悪いです
A. 長年の抑圧が積み重なっているという読みがあります。ただ、慢性の症状は診断のつくものも多いので、まず耳鼻咽喉科で確認してください。
Q. 意味を読んでも当てはまりません
A. それなら体の側の要因だけかもしれません。全部に意味があるわけではないです。
まとめ
喉は、内側にあるものを外に出す通り道です。
詰まるなら飲み込んだ言葉があり、締まるなら表現を止めていて、かすれるなら届かないと感じている。特定の人の前でだけ出るなら、その相手に言えていないことがあります。
言いたいことを全部言う必要はありません。まず、自分が何を言えていないのかを知るところからで十分です。
あなたの声には、聞かれるべき価値があります。
※この記事は占い・スピリチュアルの観点から書いたものです。医学的な診断や治療の代わりにはなりません。高熱、腫れ、飲み込みづらさ、片側だけの痛みが続く場合、声のかすれが二週間以上続く場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。扁桃炎や咽頭炎など、治療が必要な疾患が隠れていることがあります。
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